5月のよさこいユニオン、県労連関連の活動を報告します。下記近況をご参照ください。
5月01日(日)
第 93回高知県中央メーデー集会
高知市中央公園
5月10日(火)
全戸配布ビラ配り
福井地区
5月12日(木)
県労連4役会議
高知城ホール
5月16日(月)
労働相談センター役員会議
高知城ホール
5月20日(金)
コミュニティ・オーガナイジングコーチングスキル研修①
高知-大阪-岡山
5月26日(木)
県労連メーデー実行委員会
県労連執行委員会
高知城ホール
5月27日(金)
よさこいユニオン執行委員会
江陽第二事務所
5月31日(火)
コミュニティ・オーガナイジングコーチングスキル研修②
高知-岡山
5月1日
高知市帯屋町
帯屋町中央公園にてメーデー開催、400名が参加した。各労組の発言やアンブレラコンクールでは、労働問題のみならず【戦争反対】【核反対】【憲法9条】の声が例年より強く訴えられた。
5月16日
高知城ホール
●活動報告
・4月の労働相談報告
●各関係組織の組織・組合員拡大状況及び争議支援などについて
・高知一般
①4月22日、旭食品訴訟について
高知地裁で金銭和解で終結。
②センター事業団の労働条件変更について
問題解決のため、労働委員会であっせん作業中。
③某病院で同僚間のトラブルについて
問題解決のため組合加入を示唆する相談。
・私学教祖
私学教組加盟の職場組合で人事異動や業務上等の問題
労使間・合意事項を学校側が履行しないため、5月初めに労働員会にあっせん申請。
●事例検討会
トランスジェンダーと働き方問題
●関係議員むけ賛助会員加入状況について
●県労連カー流し宣伝
●その他
5月20日
高知-岡山-大阪
●ワークショップの目的の共有・ゴール設定
●コミュニティ・オーガナイジング「以下CO」の可能性
・コーチング
説得の手法から相手の中にあるもの。専従だけが頑張っても組織は強くならない。
●各自、シートに記入してきたものをポイント説明
●グループに分かれて、おたがいのシートへの意見交換・質問
●交流内容のポイントを全体で共有
●今後のカリキュラム内容の確認
*第2回:労働組合におけるパワーとは何か?
*第3回:リーダーシップとは何か?
*第4回:コーチングを運動に活かす
*第5回:パブリックナラティブとは
*第6回:私のストーリーを語る
*第7回:関係構築における1対1対話
*第8回:チーム構築
*第9回:労働組合の会議を変える
*第10回:私たちのストーリーを共有する
*第11回:戦略づくり(1)
*第12回:戦略づくり(2)
*第13回:アクションの設計
*第14回:「いま」の課題にCOをどう生かすか
*第15回:全体ふりかえり、まとめ
●ワークショップ参加者の約束事<ノーム>作成
●ふりかえり
・今日の「よかったこと、改善点・意見、学びになったこと」
5月26日
高知城ホール
第93回高知県中央メーデーについて
●日程等
【日程】 5月01日(日)10:00~12:00 【場所】 中央公園
【規模】 400人
●内容等
◇代表委員
◇当日の主な役割
◇デモ行進
◇アンブレラ・コンクール
◇SNSの活用
●メーデー広告について
●決算
●地域メーデー
・安芸開催
・嶺北開催
・越知、佐川、四万十市、土佐清水は開催できず
●次回に向けて
●導入
●報告事項
(1)経過報告
(2)その他
・高知地方最低賃金審議会
・憲法アクション
●協議事項
(1)こんな賃金じゃ暮らせない!!ちゃんと見てよ私たちの生活(くらし)・働き方(ほこり)
「くらしと誇りを守るキャンペーン」(くらほこキャンペーン)
1)取り組みの再共有
◇取り組みの要綱
◇動画の視聴
2)ワークショップ
◇テーマ
◇ポイント
①アンケート集約
【日程】 6月末
②アンケートの対象者
◇共有
◇キックオフをどう成功させ当事者の声を集めるのか
①最賃アンケートにQRコードを載せ、アンケートがどのように使われ、最低賃金を進めていくかを理解してもらう
②各組織の執行委員会で動画を見る、もしくは見てもらうように提起する
2)記者発表1
◇日程
【日程】 6月20日(月)14:00~
【場所】 県庁記者室
【内容】 最低生計費試算調査結果の公表
◇マスコミ対応
・5月末(日時と会場、生計費調査の件)
◇参加者
・中澤先生、岩佐先生、学生、プロジェクトメンバー、当事者
◇SNSへの発信
3)記者発表2
◇日程
【日程】 7月15日(金)
【内容】 最賃アンケートの公表
4)審議会での意見陳述
◇日程
【日程】 7月下旬
【発言】 最低生計費試算調査の結果、最賃アンケート、当事者の生の声
(2)最低生計費試算調査
1)今後の試算について
◇今後試算する世帯(案)
・30代、40代、50代夫婦+子供2人
・ひとり親世帯
・高齢者(65歳以上の一括りなのかは議論が必要)
◇スケジュール
【合意形成会議】
8月 30・40・50代夫婦+子供
9月 ひとり親世帯
10月 高齢者
【試算結果】
12月 30・40・50代夫婦+子供
1月 ひとり親世帯
2月 高齢者
⇒試算結果は、2023年春闘で要求づくりに利用する
2)集約数をどう増やすか
◇全体の集約状況
◇回収の期限
【締め切り】 6月末
(3)高知地方最低賃金審議会の傍聴について
1)日程
【日程】 6月28日(火) 9:30~
【場所】 高知労働局
2)役割分担
(5)県労連第定期大会
1)日程
【 日 程 】 9月04日(日) 13:00~17:00
【 場 所 】 高知城ホール4階
【開催方法】 リアル+オンライン(ハイブリッド)
2)大会方針議案について
◇議案審議のスケジュール
(6)その他の取り組み
1)全戸配布ビラ(変えるリーフ)配布について
◇高知市内
2)映画「わが青春つきるとも―伊藤千代子の生涯―」
◇日程等
【日 程】 2022年7月03日(日)
【場 所】 自由民権記念館ホール
【鑑賞料】 1000円(当日1200円)
3)祝賀名刺広告について
4)平和行進の参加
5)参議院選挙について
6)振り返り
3.当面の日程
5月27日
江陽第二事務所
●経過報告
春闘、メーデー報告
●協議事項
①卸団地配送会社について
②NHKとの団体交渉について
今後も交渉継続。NHKの交渉が難航する場合、県労連に事例検討会議の開催を要請する方針。
③組合費納入方法について
ゆうちょ銀行、労働金庫に加え、四国銀行も新たに引き落とし可能に。
④最低賃金試算調査について
締め切りは6月末で確認。今一度未提出の組合員に対し呼びかけを図る。
⑤参議院選挙について
・公示6月22日、7月10日投開票予定か。
・政党支持自由の確認。選挙には必ず足を運ぶよう組合員に呼びかける。
5月31日
高知-岡山
労働組合におけるパワーとは何か?
「コミュニティ・オーガナイジング「以下CO」とは、社会的にパワーのない人たちをオーガナイズし、彼らのパワーを高めていくことを重視。パワーが高まった結果、問題が解決に向かい、好ましい状態が維持され続けることを目指す」(鎌田華乃子『CO』161P)
●社会で起きる諸問題
・立場の弱い人に起こりやすい。
・人権侵害も、強弱関係のなかで起こる。
・労使関係・職場は人権侵害のデパート。
これらに対して、労働者は個々では立場が弱く、もろい。
●COの目的
・労働者が学習や関係性を強めるなかで、自らの※パワーを高めること。増やしていくこと。
・さらに、使用者・資本のパワーを上回るパワーを作り出したとき、変化は起こせる。
・COは、パワーの偏りを解消することを目指す取り組み。
●ここで言うパワーとは何か?
・パワーとは、変化を起こすために必要な力。
・その力を、仲間の持っている※資源からつくっていく方法論。
●ひとりひとりがもっている資源とは?
・スキル⇒特技、技能、得意なこと
・時間とエネルギー⇒最も重要な資源
・知識や視点⇒人権意識、歴史、法律の知識、社会情勢、雑学
・経験値⇒これまでの活動の教訓、成功、失敗体験
・聴く耳⇒情報力、仲間の声を拾う耳
・ケア⇒活動をすすめるなかで、励ましあい労わりあう
・人脈:人とのつながりは、パワーをつくるうえで重要
・お金:組合費、会費は行動継続する上で重要
・モノや空間:パソコン、会議室など
●労働組合のパワーを大きくするため
・組合員自体を増やすこととあわせて、組合員1人ひとりがもつ資源をいかに集め、高め、つなぎ、引き出すかが課題。
◇労使のパワーバランスを変えるために、相手のパワーを上回るパワーをつくる必要
(例)ストライキは、パワーバランスを逆転させる最大の実践。使用者が「いちばん困る」状態をつくり出す。
◇※組織化の目的はパワーをつくり出すこと
・組織化とは、関係を作り、さらにその関係性を利用して、1人ではやりきれないことを連帯の力で成し遂げること。
・組織化の使命と目的は、パワーを築き上げること。
・パワーとは、人々の生活を改善することのできる決定権である。
●エンパワーメントとは?
・高い自尊心、自信をもつこと。
・人々が一堂に会するときに起こる。結集することで孤独感から解放され、自分だけが経験していることではないと感じる。
だが、エンパワーメントがパワーに変換されない限り、私たちが暮らす環境が変わることはない」(アリシア・ガーザ『世界を動かす変革の力』明石書店)
●パワーをつくり出すためのカギ
5つのリーダーシップの実践(次回研修)
●ディスカッション
・学んだこと、疑問点、ディスカッションしたいことなどふりかえる。