6月のよさこいユニオン、県労連関連の活動を報告します。下記近況をご参照ください。
6月02日(木)
県労連
4役会議
高知城ホール
6月06日(月)
県労連各労組
高知労働局前集会
高知労働局
6月08日(水)
県労連
第 17 回執行委員会
高知城ホール
6月9日(木)
よさこいユニオン
高知新聞社取材
高知城ホール
6月10(金)
県労連
流し宣伝(よさこいユニオン当番)
高知市内
6月15日(水)
よさこいユニオン
NHK団体交渉
NHK高知放送局
※参院選前など諸般の事情により7月中旬に延期
6月17日(金)
県労連
コミュニティ・オーガナイジングコーチングスキル研修③
高知-大阪-岡山
6月20日(月)
県労連
最低生計費試算調査・記者発表
県政記者室
6月20日(月)
県労連
流し宣伝(よさこいユニオン当番)
高知市内
6月21日(火)
県労連
全戸配布ビラ配り
城北地区
6月22日(水)
参議院選挙公示日
6月24日(金)
四国労働金庫総会
6月28日(火)
県労連
コミュニティ・オーガナイジングコーチングスキル研修④
高知-大阪-岡山
6月30日(木)
県労連
第18回執行委員会
高知城ホール
6月6日
高知労働局
県労連は、労働局にて最低賃金引上げ要請を行う。その際、労働局前にて各労組の発言があり、最低賃金のみならず、非正規労働者などの処遇について改善を強く呼びかけた。
👇動画はこちら
https://search.yahoo.co.jp/video/search?p=KUTV%20%E6%9C%80%E4%BD%8E%E8%B3%83%E9%87%91&fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&ts=54955&aq=-1&ai=f9225252-d990-44bd-bac4-198915b4316e&x=nl
よさこいユニオンも発言の機会がありました。下記発言内容をご参照ください。
労働局で働く皆さまこんにちわ。私は、よさこいユニオン書記長の中尾と申します。
現在、私はNHK地域スタッフとウーバーイーツの配達員、いわゆる個人委託とギグワークというふたつの仕事をしています。
本日、最低賃金一律1500円引上げ要求実現のため、働く者の処遇改善のため発言します。
趣旨発言の前に、高知県の歴史の話をしたいと思います。
皆さん大好き、ご存じの坂本龍馬、武市半平太など、幕末においてたくさんの土佐の人たちの運動のおかけで、身分制度を廃止させるなど偉業を成しえました。
では彼らの時代は、どのような背景だったのでしょうか?
その時代、私たちが住んでいる「土佐」には、厳しい身分による格差があったとされます。
士、農、工、商だけではなく、武士においても上士と下士(以下「郷士」)という身分制度があり、それが特に酷かったと言います。
郷士は、上士に逆らうことなどご法度で、無礼討ちも許され、郷士の命は非常に軽く扱われました。
ちなみにNHKでは、職員は「白いバッジ」を首にかけ、NHK地域スタッフ、NHKメイト委託者は「赤いバッジ」を首にかけるよう区別されています。
「赤いバッジ」の個人委託者が、NHK高知局職員玄関を通行しようとすると、警備員から「ここを通るな!」と、よく怒鳴られたものでした。
NHK地域スタッフ、NHKメイトの使い捨てもすさまじく、NHK本体の一方的な都合により、ピーク時、5800人いたNHK地域スタッフは、2022年度に約650人にまで縮小予定。
全国各地で働くNHKメイトは、2023年度末で全員契約解除になります。
私は、郷士の命が軽く扱われた気持ちが痛いほどわかります。
さて、そのような身分の格差に、命を懸けて立ち向かってくれた人は誰でしょう?
いうまでもなく、私たち高知の先輩である坂本龍馬、武市半平太など、当時低い身分で扱われた方々であり、私は誇りに思っています。
さて、本題に入ります。日本は、1997年から平均賃金がほとんど伸びておらず、生産向上しても中小企業、労働者に対し適正に分配されていません。
非正規雇用の使い捨てが蔓延し、先進国の中でも平均賃金は最下位となり、近年では、韓国の平均賃金が日本を上回りました。
現在、日本の非正規労働者などは、自信をなくし、政治や労働運動にも無関心になる人が増えました。
自分が今生きるため、余裕もなく、きゅうきゅうとする毎日。
リーダーシップが育たない国になっています。
この状況を打破するため、どうすればいいでしょうか?私たちは、労働者への投資、処遇改善を積極的に求めます。
「一律1500円とは思い切った発言だ」と、思われるかもしれませんが、アメリカの学生は、時給1700円が当たり前となっています。
日本は、消費税10%、ガソリン代など高騰しても給料は上がっていません。そのため、困窮者は増えており、早急に最低賃金を大幅に引き上げるべきです。
そして、非正規雇用、個人委託で働く労働者の処遇改善も大切です。
特に個人委託は、労働法などがありません。土佐の郷士と同じ扱いを受けていると、感じます。
ナチスドイツのニュルンベルク法もユダヤ人の公民権などをはく奪し、法律で保護しませんでした。
身分の格差というものは、やがて差別に繋がり、常に変化しながら、現在も存在している非常に厄介なものです。
まとめます。土佐の郷士は、身分の格差に異議を唱え、侍も農民も等しく正しい社会を目指しました。
私たちも平等を愛した土佐の先輩に習い、労働者の働く意欲向上のため、最低賃金一律1500円、働く者の処遇改善を要求します。
6月8日
●導入
●報告事項
・経過報告
・労金総会について
・労金を支えてきたOB世代への手厚い支援の継続
●協議事項
・県労連第定期大会
1)日程
【 日 程 】 9月04日(日) 13:00~17:00
【 場 所 】 高知城ホール4階
【開催方法】 リアル+オンライン(ハイブリッド)
2)大会方針議案について
◇議案審議のスケジュール
3)2022年度役員選挙について
◇告示と立候補締め切り
◇オンライン参加について
◇オンライン参加の代議員の役員選挙の投票について
4)大会議案の方針について
◇2022年度方針の柱(案)
◇具体的運動(案)
◇取り組みの視点
◇方針の柱と具体的運動、取り組みの視点についてのグループディスカッション
◇共有
5)1)役員選挙規則の変更について
●こんな賃金じゃ暮らせない!!ちゃんと見てよ私たちの生活(くらし)・働き方(ほこり)
「くらしと誇りを守るキャンペーン」(くらほこキャンペーン)
1)最賃アンケートの進捗についての共有
◇キックオフ動画の視聴と最賃アンケート
◇前回の議論
2)最賃アンケートの期限
3)記者発表1
【日程】 6月20日(月)14:00~
【場所】 県庁記者室
【内容】 最低生計費試算調査結果の公表
◇SNSへの発信
4)記者発表2
【日程】 7月15日(金)
【場所】
【内容】 最賃アンケートの公表
5)審議会での意見陳述
【日程】 7月下旬
【発言】 最低生計費試算調査の結果、最賃アンケート、当事者の生の声
【傍聴】 当事者も傍聴できないか調整する
●最低生計費試算調査
1)全体の集約状況
●その他の取り組み
1)全戸配布ビラ配布について
2)参議院選挙に向けた宣伝
◇革新懇との共同宣伝
◇県労連の流し宣伝について
●ふりかえり
●当面の日程
6月17日
高知-岡山-大阪
リーダーシップとは何か?
◇コミュニティ・オーガナイジングの「リーダーシップ論」
●リーダーシップの定義
コミュニティ・オーガナイジングでは『不確実な状況の中、他者が目的を達成できるようにする責任を引き受けること』と定義。
1人で孤高に引っ張るのではなく他者と関係を作り、他者の力を引き出していくことが、求められるリーダーシップ」
(鎌田華乃子『コミュニティ・オーガナイジング』英治出版)
「リーダーシップは事態を管理することではなく、事態に適応すること。そして地位によって生まれるものではなく、実践によって生まれるもの。会社や組織の中で地位があっても全くリーダーシップを発揮していない人もいます」(同上)
●リーダーシップとは、挑戦的であり「怖い」ものでもある
*組合活動は、さまざまな実践に取り組まなければならない
*対話をする、組織を運営する、戦略や行動を提起・議論する、新しい状況に対応する…
*つまり未経験なもの、不確実性のなかに自ら飛び込むようなもの
*そうした「他者との共同」という“未知の世界へチャレンジする人”を増やす。
*それは、「知っているもの」よりも、「実践のなかで学んでいくもの」となる←ただし、「背中をみて学べ」方式ではなく、言語化、練習できる場をたくさん準備すること。
●スノーフレーク リーダーシップ
*雪の結晶のような運動にしていく
*参加者が、次の参加者をオーガナイズ(組織化)する
*リーダーが、次のリーダーを育てる
■そのカギをにぎるのが、参加型の運動論・場づくり
「リーダーシップの育み方はさまざまですが、安全にチャレンジできる場を用意することが大事です。メンバー同士の会議はその1つ」(鎌田華乃子、前掲書)
●会議に主体的に参加してもらうために
役割にチャレンジしてもらう。
(例)司会、タイムキーパー、ホワイトボード記入進行など。
*まず経験し、その経験をふりかえり学ぶことで、リーダーシップが育つ
●参加者が活躍できる場や機会を、目的意識的につくりだす
●リーダーシップは、1つ1つの実践のなかで育つ
①うまくいったこと
②改善したいこと
③学び
●全体ディスカッション
*司会は、発言者を指名する、発言をある程度整理してディスカッションをうながすetc
●ふりかえり
6月28日
高知-岡山-大阪
●コーチングを運動に活かす
「コーチングをお互いにし合うことが大事」「コーチングは、自分で考えて、動ける人を育てること。だから、みんながコーチングし合っていくと、活動の中でたくさんのリーダーが育つ」
(鎌田華乃子『コミュニティ・オーガナイジング』英治出版)
「コミュニティ・オーガナイジングにおけるコーチングは、専門的知識よりもむしろ、フレームワークを理解して何度もコーチングして失敗から学びます。チームメンバー同士でコーチングする文化を作っていってください」(同上)
①観察―相手が抱えている問題や意識を、“質問すること”で把握する
②診断―問題が、動機的なところにあるのか、戦略の不備にあるのか、知識やスキルの面にあるのかを、判断する。
③介入―相手が何をすべきと考えているかを、質問することで見つけ出す
④共有と振り返り―相手がコーチングを受けて何を感じ、学んだか、また次のステップを確認する。
⑤モニタリング―次に会う日や定期的に会う方法を設定。支援し続ける。
【押さえたい考え方のポイント】
*お互いの信頼関係が出発点として大事なのは言うまでもない。自然な会話に。
*相手が「客観的に考えられる」ことをサポートし、行動を促進するためのもの
*コーチは答えやアドバイスを与える存在ではない。相手の力を信じて変化を後押しする。相手の「活動のエネルギー源(コア・ドライブ)」を知ることもポイント。
*決定的に大事なのは「適切な質問」。自分への問いや視野を広げるのに役立つ質問。
●キャンペーンのなかで、定期的に時間をつくって「1対1」でコーチングをしていくイメージ。そのサイクルをつくる。
●導入としてこの方式は、「時間が必要」ということ。コーチングの考え方や手法を組織文化として定着させていくことが大事。
(1)日頃のコミュニケーションの質を変えていく。
*コーチングの基本スキルは、質問や傾聴、承認など。
*質問の機会を増やす、質問のバリエーションをたくさん育てる。
*傾聴の基本スキル。しっかり相手を見て話をする。。
*承認は関係構築の基本。明るくあいさつをする。
●会議のなかでも、コーチング的要素を意識して組み込んでいく。
*一方的な伝達になりがちな労働組合の会議を、参加型に。思っていることを口に出すことで、人は主体的になる。
*みなで考えあう、質問しあうような機会と時間をつくる。質問は「指名型」と「公募型」がある。
●1対1のペアをつくり、コーチング・ミニ練習
◇最初にコーチになる人、コーチングを受ける人を決めましょう
◇コーチ役の人は、以下のような「質問例」を導入にし、流れにあわせた「あらたな質問」を繰り返していきましょう。
<姿勢ポイント> 質問、傾聴、承認を意識して行う。
◇8分~10分で「役割を交替」し、もう1ラウンド行う。
●ふりかえり
6月30日
●導入
●報告事項
(1)経過報告
(2)その他
1)四国労金第22回通常総会について
2)最低生計費試算調査
3)労働相談報告
●協議事項
(1)県労連第35回定期大会
1)日程
【 日 程 】 9月04日(日) 13:00~17:00
【 場 所 】 高知城ホール4階
【開催方法】 リアル+オンライン(ハイブリッド)
2)大会方針議案について
3)2022年度役員選挙について
◇告示と立候補締め切り
◇オンライン参加について
◇オンライン参加の代議員の役員選挙の投票について
4)大会の方針議論に向けて執行委員間の共有作業
5)議案について
◇総括
◇情勢
◇方針
(2)こんな賃金じゃ暮らせない!!ちゃんと見てよ私たちの生活(くらし)・働き方(ほこり)
「くらしと誇りを守るキャンペーン」(くらほこキャンペーン)
1)最低生計費試算調査
◇全体の集約状況
◇高齢者世帯の集約について
2)最賃アンケートについて
◇現在の集約状況
3)記者発表2
【日程】 7月15日(金)
4)審議会での意見陳述
【日程】 8月01日(月)9:00~
【場所】 高知労働局
【発言】 ①最低生計費試算調査の結果・最賃アンケートの声②当事者の生の声
5)共同通信による取材
・最低賃金近傍で働く労働者の取材依頼(7月初旬)
●憲法・平和・教育関連
1)原水爆禁止世界大会に関連して
◇日程等
◇ペナント、パンフ、バッジの普及
◇請願内容
【国 会】 教育予算増額、20人学級への展望、教員増、教育無償化など
【県議会】 30人学級の実現、給食無償化や学費引き下げなどの負担減、教員増、特別支援教育の充実
◇署名スタート集会
【日程】 7月17日(日)10:00~
【場所】 婦人会館3階
【内容】 ①署名のポイント、②報告(私学、保護者負担減、学生、教員増、障がい児学級の現状)、③行動提起
2)全戸配布ビラ(変えるリーフ)配布について
3)選挙
●その他
・全労連第31回定期大会
◇日程と代議員について
◇役割について
●ふりかえり
●当面の日程