8月のよさこいユニオン、県労連関連の活動を報告します。下記近況をご参照ください。

8月01日(月)
高知地方最低賃金審議会・意見陳述
労働局

8月04日(木)
県労連4役会議
高知城ホール

8月09日(火)
県労連第21回執行委員会
高知城ホール

8月12日(金)
コミュニティオーガナイズコーチングスキル研修⑤
高知‐岡山‐大阪

8月25日(木)
県労連第22回執行委員会
高知城ホール

8月26日(金)
最低生計費試算調査プロジェクト会議
県労連女性部総会
高知城ホール

県労連執行委員会

8月9日

●導入

●報告事項
(1)経過報告
(2)その他
1)高知地方最低賃金審議会
2)労働相談センター

●協議事項
(1)県労連第35回定期大会
1)議案
◇大会方針
◇予算案
◇議案の印刷について
2)役員選挙について
3)タイムスケジュールと役割分担
1号議案 2022年度運動方針案 
2号議案 2021年度決算報告案
会計監査報告案
3号議案 2021年度予算案
4号議案 選挙運営規定の改定案
・質疑応答
・まとめ
・採決
・2022年度役員選挙(選挙管理委員会)
・大会アピール(案)採決
・2022年度役員選挙結果報告
4)大会アピール

(2)こんな賃金じゃ暮らせない!!ちゃんと見てよ私たちの生活(くらし)・働き方(ほこり)
「くらしと誇りを守るキャンペーン」(くらほこキャンペーン)
1)最低生計費試算調査
◇「30代~50代夫婦+子ども」世帯の合意形成会議について
①日程
②対象者と人数
③合意形成会議の内容
2)自治体キャラバンについて

(3)県交渉、副知事・教育長交渉
1)県交渉へ加える要求
①最低賃金に関わる要求
②「第8波」に備えて、新型コロナウイルス感染症に関わる要求
③働く場と働き手の確保、労働者の権利に関わる要求

●その他の取り組み
1)学習協 「リーダー講座」 ~心理医的安全性で成長しあえる組織に~
2)学習協 「石垣島 沖縄平和ツアー」

●ふりかえり

●当面の日程

コミュニティ・オーガナイジングコーチングスキル研修⑤

8月12日

パブリック・ナラティブとは

● あいさつ、チェックイン

●講義
◇再度確認
リーダーシップとは、挑戦的であり、怖いものでもある。
*「他者との共同」「不確実性のなかに飛び込む」―相手の心を動かす必要がある
*組合活動は「自分の大切な時間」を使う―つねに天秤にかけられる宿命。
*対話にも技術がある。それを意識して実践することで、身につけることができる。

「正しいことだからというだけでは、人は参加してくれないよ。心が動くことが大事。そして、こうしたら変えられる、という道筋を示すこと。人は心と頭が揃って初めて行動できるんだ」
(鎌田華乃子『コミュニティ・オーガナイジング』76P)

◇自分の体験に根ざしたストーリーと得た価値観が、いちばん強いメッセージになる。

「作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということだけなんですね。いい文章とは何か、さんざん考えましたら、結局は自分にしか書けないことを、どんな人でも読めるように書く、これに尽きるんですね。だからこそ、書いたものが面白いというのは、その人にしか起っていない、その人しか考えないこと、その人にしか思いつかないことが、とても読みやすい文章で書いてある。だから、それがみんなの心を動かすわけです」
(井上ひさし『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』新潮文庫、2002年)

「ロスジェネだけでなく中高年の男性も、自分がどう感じるかという『Ⅰトーク』ができなくて、国がとか社会がといった大きな主語の話ばかりするじゃないですか。先日、性暴力に抗議する『フラワーデモ』に行ったんですが、参加者の女性が次々と自分の被害体験などを語るなかで、男性がスピーチをするとかならず大所高所からのような話し方で、とても評判が悪かったんです(笑)」
(雨宮処凛編著『この国の不寛容の果てに』大月書店、2019年)

●パブリック・ナラティブとは→ストーリーを通して、価値観を行動へと転換させる技術。

*「私」(心を動かす)、「私たち」(一体感をつくる)、「今、行動」(必要性を示す)、の3つのストーリーがつながったものを「パブリック・ナラティブ」という。それは、最高のスピーチ台本を作ることを目指すものではなく、いつ、どんなときでも、目の前の人とともに行動していけるようなストーリーを語れる「技」を高めていくことを目指す(練習の積み重ね)。

*ポイント:聞き手が想像できるように語る。そのために細部を語る意識を。
*「困難・迷い・不安」→「選択」→「結果」という“私のストーリー”を語る。人は弱さを見せられると、そこに強く共感する。ただ正直に話すことは怖いことであり、訓練が必要。
*弱さをみせる勇気は人を変える力をもつ。少しずつ強くなれる。もちろん自分のすべてをさらけ出すということとは違う。


◇企画、役員選任、団体交渉。役割分担、行動提起。
*ただ「大事だから!」「楽しいよ」「誰かがやらないと」だけでは、心動く人は少ない。
*パブリック・ナラティブの、3つのストーリーを意識して対話を心がける。

◇コーチングで「私のストーリー」を引き出してもらうことも大事
*身近過ぎて言語化できていない自分の体験を言語化する機会に。「聴かれる」ことで整理したり、意味の再発見をしたりすることもできる。

◇「私たちのストーリー」について
*「私と私たちのストーリーでは過去のことを語る」
(鎌田華乃子、前掲書86P)
*「目的は、同じ困難を乗り越えた経験を思い出すことで、みんなに一体感を持ってもらうこと」
(88P)

◇行動のストーリーについて
「今起きている大変な、そして急いで対応するべき緊急な困難について話して、こうすれば変わるかもしれないという道筋を示し、みんなで一緒に始めたいアクションを語る。道筋を示したり私たちの希望を感じてもらうことが大事」
(鎌田華乃子、前掲書88P)

●ディスカッション
◇学んだこと、疑問点、ディスカッションしたいこと。
◇2グループに分かれてディスカッション、その後全体共有。

●次回までの課題

●ふりかえり

県労連執行委員会

8月25日

●導入

●報告事項
(1)経過報告
(2)その他

●協議事項

(1)県労連第35回定期大会
1)議案
2)役員選挙について
◇選挙をする役職名と定数
3)タイムスケジュールと役割分担
【スケジュール】
開会挨拶・議長団選出
主催者挨拶
来賓挨拶・メッッセージ紹介
(全労連、立憲野党、県知事、市長)
1号議案 2022年度運動方針案
2号議案 2021年度決算報告案・会計監査報告案
3号議案 2021年度予算案
4号議案 選挙運営規定の改定案
・質疑応答
・採決
・2022年度役員選挙
・大会アピール(案)採決
・2022年度役員選挙結果報告
・閉会挨拶
・団結ガンバロー
4)討論について
5)大会アピール

(2)こんな賃金じゃ暮らせない!!ちゃんと見てよ私たちの生活(くらし)・働き方(ほこり)
「くらしと誇りを守るキャンペーン」(くらほこキャンペーン)

1)高知地方最低賃金審議会へ向けた動き
◇キャンペーンを通じたゴール(目的)
◇取り組み
・最低生計費試算調査
・最低賃金アンケート
・審議会での当事者の発言
・審議会で最低生計費試算調査と最賃アンケートの結果を報告
◇結果
◇各組織の取り組みでの良かった点・課題を交流

2)最低生計費試算調査
◇「30代~50代夫婦+子ども」世帯の合意形成会議について
①日程
②対象者と人数
③合意形成会議の内容

3)答申に対する異議申し立て
【日    程】2022年08月31日(水)
【場    所】高知労働局
①生計費を満たしていない
②使用者委員「資料やデータを使った十分な審議ができなかった」発言からも審議が不十分

4)自治体キャラバンについて

(3)県交渉、副知事・教育長交渉
①最低賃金に関わる要求
②「第8波」に備えて、新型コロナウイルス感染症に関わる要求
③働く場と働き手の確保、労働者の権利に関わる要求

●ふりかえり

●当面の日程

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