全受労関西共闘と会合IN神戸

昨日、神戸で開催された全受労関西共闘役員会議に招待され、本組合から委員長、書記長、オブザーバー3名が参加してきました。また、全受労さんからは全受労中央書記長、中央副委員長、関西共闘事務局長、全受労関西地区の各支部役員の方々が出席されていました。私達を温かく迎えてくださりありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。

今回の会議では春闘要求(案)などについて意見交換をしました。地域スタッフ、メイトの処遇改善などについては、双方とも類似する点が多々あり、統一要求として作成していこうとの意見でまとまりました。

賃金以外についても色々議論がありました。メイトの原則70歳定年制度。委任契約の特性が強い業務に関わらず必要経費(対策地域までの乗車賃30キロ未満ガソリン代、車両整備台、通信料など)の未払い。善管注意義務を全うしてもノルマの到達が十分でなければ契約解除。雇用、委任、請負の特性を都合よく盛り込んだ混合契約は第3者から偽装請負と疑われても仕方がないと思います。

私達は実力主義や排他主義を全て否定しているわけではありません。利益を確保するための采配は必要です。ただ、やり過ぎ、いき過ぎ、切り過ぎは互いに恨みを増幅させるばかりでよくありません。

そしてNHKは共存共栄、公平な配分、調和の理念を正義と位置付けています。ならば、十年、重責、充分辛い思いをし、NHKの利益に貢献してきた非正規の方々に対しても、幸せに暮らせる方向に導くことこそNHKの果たすべき正義ではないでしょうか。私達は十に辛いと書いて幸せになるような雇用形態を望んでいます。

そういう普通の幸せを求めて過去の私達はNHKに履歴書を送ったと思います。私達は今後も全受労関西共闘さんらと連携、連関、連続して労働環境、格差改善のため、NHKと話し合っていく考えです。

最後に。小を切って大を残す手法が増えた世知辛い世の中で、関西共闘さんの大が小を助ける理念は、人として崇高で勇気ある考えだと思います。労働組合の本来あるべき姿だなと勉強になりました。またお会いする日まで皆様お元気で。

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)